オーディンスフィア
ジャンル | RPG | ハード | PS2 |
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公式 | http://os.atlusnet.jp/ | 発売日 | 2007/5/17 |
内容 | 5つの物語と、それぞれの主人公を操作していく サイドビュー型のアクションRPGです。 | ||
システム[★★☆☆☆] |
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アイテム調合やHPの最大値を上げる方法が 料理を食べるなど目新しい点が多かったです。 操作についてもゲーム内で分かりやすいチュートリアルがあるので説明書要らず。 セーブはイベントムービー中以外でならいつでもでき、 RPGには珍しいイベント回想モードもあります。 アクションRPGということでしたが 難易度が三段階あるため、アクション苦手でもなんとかなりました。 easyモードでも他難易度と同じEDを見ることができます。 ステージを動き回る時、MAPを切り替えるたびに 長いロードが頻繁にあり、わずらわしかったです。 また、一部Bossとの戦闘が理不尽。 (これは私がアクション苦手なせいもありますが) ・空中に現れる剣をはじき返して 敵が怯んだ瞬間にしかダメージを与えられないのに 剣の現れる位置が敵から遠い。 打ち返せる場所に出現するまで延々と粘らなくてはいけない ・地中にもぐっている間は攻撃が通用しないのに頻繁にもぐってくる etc… |
シナリオ[★★★★☆] |
世界が終焉に向かうまでの事象を5人のキャラクター視点で楽しめます。 (物語が進む場所、時系列がそれぞれ違うものを扱ってるので 金太郎飴的なアレではありませんでした。) キャラの思惑や、キーとなるアイテムの動きが 各ルートをクリアして行くたびに少しずつ見えてくるのが面白かったです。 時系列もシナリオチャートとシーン回想が用意されているため 非常に分かりやすくなってます。 ストーリーは常時、重たい感じで進んでいくので 後半ちょっとだれてしまう部分がありました。 |
グラフィック[★★★★★] |
文句無しの美しさ。 奥行きのある2Dといった感じ。 特にオーダイン城から見える流星群が美しい。 キャラも、アイテムを食べた時に口を拭う動作や 伏せ目がちの表情など細かい変化が良かったです。 |
サウンド[★★★★☆] |
公式HPでも流れているOP曲は秀逸。 他、戦闘時やフィールドで流れる曲も耳に残る曲が多く、印象的でした。 (ほぼ同じフィールドの使い回しなため、耳に残ったのかもしれませんが) ボイスについても各キャライメージ通りで特に文句の付けようがありません。 王族特有のどこか威厳のある演技も素晴らしかったです。 …料理屋の食事で何を食べても「ボリボリ」と一定のSEしか鳴らないのが気になったくらいでしょうか。 細かいことだとは思いますが、料理のグラフィックは固有の物なのに、もったいなかったです。 (ホットケーキやオムレツなどの料理でも「ボリボリ」…何を食べさせられているんだ。) |
お勧め度:★☆☆☆☆
「良いゲームなんだけど、2週目はちょっと。」
ストーリー重視のゲームなので1週してしまうとほぼやることがなくなります。
やりこみと言っても、隠しダンジョンなどはなく
レベル上げくらいしかやることがありません。
2週目の特典として、難易度にHellモードが追加されますが…。
HPLvが1のまま固定、敵が強くなるだけ、追加シナリオ無し。マゾ仕様です。
本作をeasyモードでようやくクリアした自分には特に魅力を感じない特典でした。
イングヴェイの章が追加される、とかだったらプレイしたかもしれません。
1度クリアしたら、あとはシーン回想で物語の流れを楽しむくらいでしょうか。
アイテムの調合や、実の育成、料理システムなどはなかなか楽しめました。
グェンドリン
史上最強の嫁。
初めは敵の尖兵だとかいって嫌っていたくせに
次第に呼称が
あの方→オズワルド様→私の夫
に進化していく様はとてもほほえましかったです。
しまいには夫を迎えに炎の国、死の国にまで殴りこみするわで
非常に漢らしいヒロインです。
さすがオーダインの魔女、恐ろしい子!
槍のリーチが長くて一番使いやすかったです。
ジャンプ攻撃がしやすかった。
ヒールを覚えないのはちょっと不便だったかも。
コルネリウス
このゲームを始めたきっかけのキャラ。
金髪の王子がうさぎの姿にされて大奮闘と聞いたら黙ってられませんよ!
公式のキャラ紹介ムービーで気品あふれる貴族声とセリフの言い回しにほれ込んでプレイし始めました。
ですが。 やっぱり見た目は重要だったようで…。
プーカの姿可愛いんだけどね…萌えとはなにかが違いました。残念。
でもベルベットさんにかける情熱はたいしたものだと思いました。
幸せになってほしいものです。
リーチが短くて高いところにいる敵を倒すのに苦労しました。
一番使いにくかったです。
メルセデス
ただのロリキャラかと思いきや…!
ゲーム中、一番成長したキャラですね。
オーダイン戦での彼女は立派でした。惚れる。
足が遅かったり、弾を打ち切るまでチャージができなかったり
ちょっとクセのあるキャラでしたが、アンリミテッドパワーで
ずっとメルセデスのターン!
鬼のように強かったです。
オズワルド
プレイ当初はこんなにはまると思って無かったです。
むしろ、彼のために理不尽なBOSS戦をがんばってクリアしたようなものです。
そうじゃなかったら途中で積みゲーになってたかもしれません。
実の父親に捨てられて
養父メルヴィンに捨て駒扱いされて
死の国では死霊たちに呪いの言葉をかけられ(死霊の中には触手型のものも)
死の国の女王に弄ばれて
不憫すぎて萌えた。
最後に実はコルネリウスと従弟だったと知った時は感動で胸が震えましたよ!
ああ!作中で明らかになっていたらコルネリウス×オズワルドとか妄想できたのに!
非常に残念です!
いちおしはメルヴィン×オズワルドで。
いいよいいよー。養父で主従関係とかすごくいいよー。
メルセデス後の章だったせいか、すごく足が速く感じました。
調合した薬を飲んだ時、口の端をぐいっと拭うところとか可愛すぎて悶絶。
マテリアル無駄飲みしました。
POWゲージをわざと減らして疲れさせるのは基本ですよね!
胸元を押さえて苦しそうに息をするオズワルド様!萌え!!
バーサクモード解除されたあと苦しそうにする息をするオズワルド様!萌え!
いろんな意味で動かしていて楽しいキャラでした。
ベルベット
見た目と中身に一番ギャップのあったキャラ。
もっとギャルギャルしたイケイケのおねーちゃんだと思ってたよ…。
健気で良い子だったなぁ。
しかし、物語の途中が説明的すぎてちょっと中だるみしちゃいました。
フードなしの髪下ろしバージョンがかわいい。
武器になれるまで時間がかかりました。
ホーミングモードは便利だけど疲れやすいのがなぁ。
鎖でターザンは楽しかった