リトルバスターズ!
ジャンル | 恋愛アドベンチャー | ハード | PC |
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公式 | http://key.visualarts.gr.jp/product/little/ | 発売日 | 2007/7/27 |
キャスト | 棗鈴、直枝理樹:民安ともえ 神北小毬:まきいづみ 三枝葉留佳:涼森ちさと 能美クドリャフカ:鈴田美夜子 西園美魚:柚木かなめ 来ヶ谷唯湖:一色ヒカル 棗恭介:緑川光 井ノ原真人:神奈延年 宮沢謙吾:織田優成 | ||
内容 | ギャルゲーなのに主人公の幼馴染4人中3人が男。 クラスメイトたちと学園生活を送りながら野球したり恋愛したりします。 | ||
システム[★★★★☆] |
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プレイをしててシステム的にストレスを感じることはなかったです。 名前変換ないけどデフォルトでプレイして良かったし、 マイナスポイントではないです。 ミニゲーム 最初は女の子とバトルし合うなんて…。 と、思いましたが武器がユニークだったりして面白かったです。 野球もコンボが面白かった。 クリアしないとルートに入れないわけではないので プレイの邪魔にはなりませんでした。 |
シナリオ[★★★★☆] |
クライマックスの選択肢ではどちらを選ぶか本気で悩んだりするほどストーリーにのめり込んでました。 先が気になって気になって止め時が難しかったくらいです。 シビアな選択肢、フラグ立てもないのでストーリーに集中できました。 ゲームの構成上、周回プレイをする形になるのですが 特定のイベントを発生させると次の周回で台詞が変わったりするので共通ルートでも作業感はなかったです。 クリアして全ての謎が解けた後も、伏線を回収したり、 その時のキャラの心情などを想像したりと二重三重に楽しめました。 文句無しの5点満点をつけたいところなのですが やっぱり個別ルートがボリューム不足というか…。 このシナリオ展開はちょっと…という部分もあったのでマイナス。 |
グラフィック[★★★★☆] |
原画家さんが二人だったのですが 同じ画面内に違う原画家さんが描いているキャラが居ても違和感はありませんでした。 全体の枚数も満足。 ヒロインの兄である恭介氏のスチルがヒロインと同じ位あったのにはおどろきました。GJ 恭介氏のスチルはシナリオの要所で使われているので 他ヒロインのスチルよりも印象に残ったものが多かったです。 |
サウンド[★★★★★] |
初めてOP曲を聞いた時は今までのKey作品とは毛色の違う曲だったので「うーん?」と思ったのですが、クリア後に聞いてみるとまさにゲームの内容そのもの。 神曲でした。 BGMは印象に残らない曲ばかりとの声を良く聞きますが、個人的には良かったです。 「何も起こらなかった世界」なんか聞いているだけで不安な気持ちにさせられたし 「シンクロニクル」も明るい曲調なのに、どこか狂気めいてる雰囲気が…! キャラ別のテーマBGMは美魚の「光によせて」が一番好きです。 ボイス、小毬だけは慣れるまで時間がかかりました。 他キャラも変に媚びた声じゃなくて良かった。 |
お勧め度:★★★★★
個人的に殿堂入りゲームです。
恋愛シュミレーション…いわゆるギャルゲーというジャンルでなければ
自信を持って周囲にも薦められるゲームだと思います。
PCゲームっていうのも敷居が高そう。
ヒロインとの恋愛よりもSF色のが強いのでお好きな方お勧めです。
西園 美魚
キス未遂糸くず払い事件やらサンドイッチ指舐めイベントやら
美魚っちらしいサービスシーンの多いシナリオでした…。
俳句の伏線のくだりはさっぱり意識してなかったので
まさに目からゴボウ。
美鳥との入れ替わり後、美鳥を美魚として認識していくクラスメイト
このへんのSF的展開がものすごく好みでした。
ラストまで綺麗にまとまってたと思います。
三枝 葉留佳
私自身、三枝葉留佳という人物が好きになれなかったので必然的にシナリオも…。
どうにも「私かわいそうでしょ!かわいそうでしょ!!」と主張しすぎてる気がしました。(ベンチの修復イベントとか)
佳奈多の方が正しいこと言ってるし、現実的で好印象でした。
御家のしきたりとかも現実離れしすぎてて感情移入できず。うーん。
葉留佳役の声優さんの演技には鬼気迫るものがありました。
神北 小毬
どうやら私はヒロインが発狂しちゃう系の話がダメみたいです。
(葉留佳シナリオ然り)
子猫イベント後のお兄ちゃん病状態にドン引きです。すいません!
老人ホームでのやりとりのあたりでは小毬に何が起こるんだろうとドキドキしてたのに!
棗 鈴
日直さぼって猫と遊んでたり、なんだこいつ大丈夫かと思ってましたが
2週目の成長バージョンがとても良かったです。
不器用なりに一生懸命なのが伝わってくるシナリオでした。
屋上で皆を助けようと決意するシーンは漢前でした。
来ヶ谷 唯湖
告白練習やらプレゼント作戦やら、個人ルート入ったあとも
幼馴染連中との絡みが多かったせいかギャグパートもばっちりでした。
永遠の6/20ループとかSF的展開も良かったです。
ただ、最後のまとめかたが良く分からなかったのと
なんで姉御は感情がない子なのか語られなかったところとか
(途中、アンドロイドだったっていう設定なのかと思ってしまったよ)
もう1つの名前がリズベス~っていう設定必要あったのかな?とか
ちょこちょこ引っかかる部分があったのが残念。
能美 クドリャフカ
うーん…。共通ルートのルームメイト探しや家具部探検がおもしろかったので期待してたんですが…。
葉留佳シナリオと同様に、周囲に悪い人を造って無理やり”かわいそう感”を出してるのがなんとも…もにょ。
最後の監禁も…すいませんちょっと引きました。
まさか鍵ゲーであんなスチルを見ることになるとはorz
家庭教師イベントはどれも面白かったです。
ルームメイトは佳奈多が良い。
直枝 理樹
プレイ前、初回限定の冊子見た時、この子が主人公で大丈夫かなー
とか思ってましたが、蓋を開けてみればなるほど納得。
とても良い子でした。
恭介に対する描写が長い睫が~とかしなやかな指が~やばい!
たまに独白が狂気めくのが印象的でした。黒い!
で、女装CGの追加はまだですか。
宮沢 謙吾
まさかギャルゲで
「俺がお前を一生守ってやる」
とか言われる日が来るとは思ってもみませんでした。
バスターズ加入時のエピソードがもう少し詳しく語られてたらなぁ。
制服着るとそっちの気があるように見えるって誰が言ったんだ…!
井ノ原 真人
クリア前とクリア後で一番印象が変わったキャラです。
まさに愛すべきバカ。
あの世界の中、何事もなかったかのようにルームメイトをやれたのは彼しかいないでしょう。
ミニゲームの戦闘でアイテム「理樹のノート」もってたのには吹いた。
そんなに宿題がしたくないか…!
棗 恭介
「恭介が帰ってきたぞー!」で始まり
恭介の台詞&スチルで終わるこのゲーム。
ヒロインそっちのけでいい所もって行きすぎです。いえそこがいいのですけど!
バスのスチルでは助けよう!と思う前に
色気全開の四肢に釘付けになってすいませんでした。
理樹視点で”抱きしめてほしい”と思ってたところで
恭介視点では”抱きしめてやりたい”と思っていたことが発覚したとき床を転げまわりました。
クリア後、”この世界の秘密”が分かった後にプレイしなおすと恭介の台詞ひとつひとつ深読みしてしまうマジックがかかります。
まさに恭介ゲー。